お兄ちゃん・お姉ちゃんになる子に読んであげたい絵本
下の子が生まれてくる前に、生まれてきた後に、お兄ちゃん・お姉ちゃんになる(なった)上の子に読んであげたい絵本をまとめました。
お兄ちゃん・お姉ちゃんになる子どもの嬉しさや寂しさ、赤ちゃんを楽しみに待つ気持ちなど、絵本から親もたくさんのことを学ばせてもらっています。
実際に我が家で二人目の出産前後に親子で読んでよかった本をご紹介します。
あやちゃんのうまれたひ 浜田桂子
6歳になる主人公あやちゃんの生まれた日のことを描いたお話で、お母さんやお父さんだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんみんなが赤ちゃんが生まれてくるのを待ち望み、そわそわしながら出産の時を待っている温かいお話です。
赤ちゃんが生まれてくることを周りの人みんなが楽しみにしていること、赤ちゃんが生まれた喜びなどが描かれているので、これからお兄ちゃんお姉ちゃんになる子どもにも赤ちゃん(下の子)が生まれてくることを楽しみに感じられるのではないかと思いました。
我が家の娘は二人目出産直前、自分が生まれてきた時の話を聞くのが好きだったので、その話と重ね合わせて興味深く絵本を聞いていました。
あかちゃんがやってくる ジョン・バーニンガム
お兄ちゃんになる男の子に是非読んであげたい一冊!
「あかちゃんがくるのよ」というお母さんの言葉から始まり、お兄ちゃんになる男の子の不安な気持ちが見事に描かれています。
お母さんのお腹が大きくなるのとともに、男の子も成長してお兄ちゃんになる準備ができていく姿も感動します。
谷川俊太郎さんが翻訳なのもとっても良い!
この絵本に出てくるお母さんがこれまたおしゃれなんです。こんな素敵な妊婦ママでありたかった〜!
ちょっとだけ 瀧村有子
こちらはお姉ちゃんになる女の子に読んであげたい一冊!
赤ちゃんが生まれてお姉ちゃんになった女の子の健気な姿が描かれています。
赤ちゃんが生まれてからお母さんは赤ちゃんのお世話に忙しいので、女の子はなんでも自分ひとりでやってみます。
でも眠くなった時はお母さんに甘えたい。
「おかあさん、ちょっとだけ抱っこして」
お姉ちゃんになった子どもの寂しさや頑張りと成長が伝わってくる一冊です。
我が家の娘もお姉ちゃんになったので、親である私も娘に重ね合わせて切なくなりました。
お姉ちゃんといってもまだ小さい子ども。この絵本を読んだ後は、娘をギュッと抱きしめたくなる、そんな絵本です。
ぎゅっ ミフサマ
図書館で子どもが自分で選んで借りてきた本です。
マーくんが自分の大切なものをぎゅっとするお話で、下に赤ちゃんが生まれてお母さんが赤ちゃんを抱っこしている時、マーくんはおばあちゃんにぎゅっとしてもらいます。
でもマーくんはやっぱりお母さんの「ぎゅっ」が一番好き。
子どもはみんなお母さんの「ぎゅっ」が一番好き。
当たり前のことだけど、赤ちゃんが生まれて忙しくなると忘れがちな大切なことを気づかせてくれる一冊でした。
あなたがだいすき 鈴木まもる
短い文章でなので子どもにも読み聞かせしやすい絵本です。
「あなたがだいすき」「あなたがせかいでいちばんだいじ」
愛情たっぷりの文章と絵で、大切なことを教えてくれる絵本です。
お兄ちゃん・お姉ちゃんになる子どもに、あなたがいちばんだいじ、だいすきだよと伝えるだけでなく、育児に疲れた時に読むと親にとっても大切なことを思い出させてくれる温かい絵本です。
お兄ちゃん・お姉ちゃんになる子に読んであげたい絵本まとめ
今回ご紹介した5冊は実際に子どもに読んであげて、親も子どももお気に入りとなった絵本です。
絵本から親が気づかされることも多く、お兄ちゃん・お姉ちゃんになる子どもたちの不安や寂しさなど受け止めてしっかりと向き合っていかなければいけないなぁと思わされました。
下の子が生まれて忙しくなる前に、下の子が生まれてからも絵本の読み聞かせでお兄ちゃん・お姉ちゃんとの2人の時間をたっぷり取っていきましょう〜!
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