抱っこ紐ってどこのメーカーが使いやすい?
有名どころの抱っこ紐は全て試し、それぞれのメリット・デメリットをふまえて、使い勝手の良い抱っこ紐をご紹介します!
エルゴベビー(Ergobaby)
抱っこ紐の王道・エルゴ!
エルゴベビーからは3種類の抱っこ紐が発売されていますが、この記事ではOMNI 360(オムニ スリーシックスティー)とADAPT(アダプト)について紹介します。
2つのモデルで可能な抱き方は以下の通り。
対面抱っこ | 前向き抱っこ | おんぶ | 腰抱き | |
オムニ360 | ○ | ○ | ○ | ○ |
アダプト | ○ | ✖️ | ○ | ○ |
オムニ360は対面・前向き抱き、おんぶ、腰抱き全て可能であるのに対して、アダプトは前向き抱っこが出来ません。
- 抱っこした時の肩への負担が圧倒的に少ない
- 日除けカバーが付いている
- 新生児から2歳過ぎまで使える
- 畳んだ時にかさばる
- 装着時に背中のバックルが止めにくい
- 値段が高い
お店での試着などで初めてエルゴのベビーキャリアを使う時は、エルゴって着けるのにもコツが必要で難しい〜と思う方が大多数だと思います(実際に私もそうだった)が、何度も使用するうちに慣れるのでその点は全く問題ありません!
むしろ、エルゴの抱っこ紐は太い腰ベルトと頑丈なバックルでしっかりと腰で赤ちゃんの重さをホールドしてくれるので赤ちゃんが重くなってきた時に肩への負担をかなり軽減してくれます。
子どもが6キロを超えたあたりからは腰ベルトのしっかりした抱っこ紐を使わないと、肩への負担がキツくなり長時間抱っこしていられなくなるのです。。
私はオムニ360が発売される前にエルゴアダプトを購入したのでオムニ360は使用したことが無いのですが、今購入するとしたらオムニ360を選ぶと思います。
理由は、子供の月齢が上がって行くと外の世界に興味を持つので、旅行先で観光地を巡る時などに前向き抱っこができると重宝するからです。
ベビービョルン(babybjorn)
ベビービョルンからも3種類の抱っこ紐が発売されていますが、今回はベビーキャリア ONE KAIを紹介します。
ベビービョルンの抱っこ紐は新生児から3歳くらいまで使用可能で、対面抱っこ・前向き抱っこ・おんぶの3通りの抱っこが可能です。
- 装着が簡単
- 見た目がシンプルで男性にも人気
- 赤ちゃんが重くなってくると肩への負担が大きい
- 日除けカバーがついていない
- 畳んだ時にかさばる
ベビービョルンの抱っこ紐は、シンプルで男性が着けてもかっこいい見た目に惹かれて購入しました。
実際に装着方法がとても簡単で新生児から使えるので子供の月齢が小さいうちはベビービョルンの抱っこ紐ばかり使っていました!
しかし赤ちゃんの体重が5.6kgを超えたあたりから長時間ベビービョルンで抱っこしていると肩への負担が大きくなり、肩凝りが悪化…。
ベビービョルンの抱っこ紐は装着が簡単な分、腰ベルトのバックルが弱いので、抱っこした時に赤ちゃんの体重が全て肩にのしかかってきます。
結局ベビービョルンのベビーキャリアは生後半年くらいまで使用してその後はあまり出番がなくなりました。
周囲のママ友達も「ビョルンは肩が辛い…」と言って数ヶ月で抱っこ紐を買い足している方が多かったです。
コニー(konny)
最近流行っている韓国生まれの抱っこ紐コニー。
Tシャツのような薄い生地ですっぽりと赤ちゃんを包み込んでくれるコニーは、新生児から使えてスタイリッシュな見た目でファッション性も高く大人気です。
- 着脱が簡単
- 小さく折り畳めてかさばらない
- デザイン性が高くおしゃれ
- 値段が安い
- 試着できないので、サイズ選択が難しい
- 長時間の抱っこは肩への負担が大きい
- 他の抱っこ紐に比べて不安定なので両手が空かない
Tシャツを着るような感覚で簡単に装着できて、赤ちゃんをぴったりと体に密着させることができるコニーは、入れるとすぐに赤ちゃんが寝てしまう!と口コミでママ達に大人気で、自宅での寝かしつけなどに使う人も多いようです。
ただ、コニーは薄い布の抱っこ紐なので、他のメーカーの抱っこ紐に比べると安定感がなく、特に首すわり前の赤ちゃんだったりすると、場合によっては片手で頭の部分を抑える必要があったりと常に両手が空かないのが難点です。
また、赤ちゃんの体重が重くなってくるとやはり肩への負担が大きく、長時間の使用は不可能です。
コニーはオンラインのみで購入となっており、試着ができないのでサイズ選びが難しいという難点もあります。
周囲のママ達の口コミを元にサイズ選択をすることになります。(参考までに私は身長154cmの標準体型ですが、Sサイズを購入しました)
モンベル(mont-bell)
アウトドアブランドのモンベルから発売されているポケッタブルベビーキャリアは、軽くて丈夫、たたむと化粧ポーチ程の大きさになる優れもので、対面抱きとおんぶが可能です。
子どもが1歳前後の時、ベビーカーでの移動が増えて、エルゴを持ち運びするのがかさばるので、小さく折り畳むことができるモンベルの抱っこ紐を購入しました。
- 抱っこ紐自体が軽い
- 畳むと小さくなるので持ち運びしやすい
- 抱っこ紐前面にファスナー付きポケットがあるのでスマホやカードケースなどが入れられて便利
- 日除けカバー付き
- 値段が安い
- 折りたたんで小さくする際にコツが必要
- 腰が据わった後(6ヶ月頃)からしか使えない
軽くて丈夫なモンベルの抱っこ紐はSNSで話題になっていたので購入してみましたが、これが大正解でした。
小さく折りたためるのでベビーカー移動や車移動の際にも持ち運びが楽。
簡易式の抱っこ紐で肩への負担が大きいのかな?と思いきや、腰ベルトをしっかり締めると肩への負担も少なくエルゴとも大差なく使用できるのです。
前面ポケットや日除けカバーも別になくても・・・と思うかもしれませんが、抱っこ紐を毎日使っているとかゆいところに手が届く〜といった感じで大変重宝します。
こんなに使えるのにお値段がわずか5900円(税抜き)という破格の安さ…!
モンベルは抱っこ紐界に彗星のごとく現れた革命者なのです。
抱っこ紐を買うならコレ!最強の組み合わせとは?
それぞれの抱っこ紐のメリットとデメリットを紹介してきました。
自分の使いたいと思った抱っこ紐を購入するのが一番ですが、私の考える最強の抱っこ紐の組み合わせは・・・
エルゴ オムニ360 × モンベル ポケッタブルベビーキャリア
やはり王道のエルゴは外せません。抱っこ紐は少なくとも1歳半までは使用するもので、その頃の子どもの体重(12kg前後)を支えるにはエルゴくらいしっかりとした抱っこ紐が必要なのです・・・。
ベビービョルンやコニーがどんなに使いやすくても、重くなった赤子を抱っこするにはやはり力不足なのです・・・。
ベビーカー移動や車移動が多い方には軽くて持ち運びに便利なモンベルのポケッタブルベビーキャリアがとっても重宝します。
子どもを育てる中で一番使用頻度が高いもの、それが抱っこ紐です!
みなさんのライフスタイルに合った抱っこ紐と出会えますように。
コメント