出産前に知っておきたい産後のいろいろなこと
出産前の時期、赤ちゃんに会える日を心待ちにしながら過ごしている方も多いと思います。
妊娠中はマイナートラブルが尽きないし、お腹も重たくて早く産んで楽になりたい!と思う方も多いはず。
しかし実際には産後の生活もなかなか大変です。
実際に子供を産んでみて、出産前に知りたかった産後のいろいろをご紹介します。
産後トラブル〜母体編〜
産後は悪露が1〜2ヶ月ほど続く
悪露は子宮にたまった血液やリンパ液、胎盤の残りなどが排出されるもので、出産直後から産後1〜2ヶ月ほど続きます。
分かりやすく説明すると生理のような出血が続くことです。
産後1〜2週間は生理の1.2日目くらいの出血が続き、次第に量も少なくなっていきます。
初めての出産前は、赤ちゃんを産んだらしばらくは生理もなくて身体も軽くなって快適なんだろうな〜!と思っていたのに、悪露が続くなんてなんて厄介なんだ…と思った記憶があります。
1ヶ月以上も続く生理(悪露)と付き合いながらの新生児のお世話は地味に過酷でした。
産後は膀胱炎になるリスクが高い
前の項目でも説明した通り、出産後はしばらくの間悪露が続くのでお産パッドや生理用品を手放せない生活になることや、会陰切開の傷跡が怖くてあまり積極的にお股を洗えないことなど、様々な要因が重なって膀胱炎になりやすくなります。
膀胱炎にならないために注意すること
- 会陰周辺を清潔に保つ
- 水分をよくとる
- 赤ちゃんのお世話で忙しくても尿意を我慢しない
産後1ヶ月は湯船につかれない
産後は感染症防止のため、湯船につかることができません。
1ヶ月検診の際に問題がなければ、入浴の許可がおります。
冬の寒い時期などは、お風呂につかれないのって辛いものがあるので、出産前に思う存分お風呂を楽しんでおきましょう。
想像以上に寝る時間がとれない
赤ちゃんの授乳は3時間おきと言いますが、実際に3時間寝れる訳ではありません。
まず授乳自体が10〜20分ほどの時間を要しますし、その後赤ちゃんの背中スイッチが発動して布団に置くと泣かれる、なんてことが起こるとお母さんの睡眠時間はどんどん削られていきます。
どうしようもないことで対策のしようが無いですが、出産前はたくさん寝て身体を休ませてあげましょう。
母乳育児でも痩せない
これは個人差もありますが、授乳中はお腹がとってもすくのでその分たくさん食べてしまう人が多いです。
授乳中とはいえたくさん食べれば痩せません。
私は友人から、授乳中は食べても食べても太らないよ!と言われたことを鵜呑みにして食べまくっていたら普通に太ってしまったので、注意しましょう。
便秘の悪化
産後は母乳に水分が取られてしまうので、便秘になりがちです。
また、会陰の傷跡が開いてしまいそうなのが怖くて排泄の際に踏ん張れない、といこともあります。
便秘に悩んだ際は産婦人科で薬を処方してもらえるので、すぐに担当の医師に相談しましょう。
産後トラブル〜赤ちゃん編〜
赤ちゃんは最初からうまくおっぱいを吸える訳ではない
生後間もない赤ちゃんは、まだおっぱいが上手く飲めず、最初の1週間はお母さんも赤ちゃんも試行錯誤の繰り返しです。
哺乳瓶のミルクを飲むのも時間がかかります。
生後2.3週間も経つとどんどん上手くなっていくので焦らなくても大丈夫!
赤ちゃんって思ったよりも臭い?!
赤ちゃんって甘いミルクの香りがするのかなぁ〜なんて思っていると、それは間違いです。
特に男の子は赤ちゃんのうちからお父さんと同じような臭いがすることもしばしば。
脂漏性湿疹などが出てしまうと、頭からおじさんのような臭いがします。
また、赤ちゃんは首のシワの間に汚れが溜まりやすく、それがまたとっても臭いので沐浴の際には丁寧に洗ってあげるようにしてください。
まとめ
私も赤ちゃんを産むまで知らなかったことが、たくさんあり、出産後は戸惑いました。
特に妊娠中は生理のない生活に慣れてしまっていたので、悪露が続くことが地味に辛かったです。
産後は身体にダメージを受けている上に赤ちゃんのお世話が重なりますので、出産前は可愛い赤ちゃんに会えるのを楽しみにしながら是非ゆっくりと身体を休めておいてください。
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